N分析
<その2、セミミクロ蒸留装置>
1)必要なもの
@(ホウ酸+ブロモクレゾールグリーンメチルレッド)液
→メスピペットで10mlはかり、100ml三角フラスコに入れておく。
A40%NaOH液
→メスピペットで10mlはかり、ビーカーに入れておく。
Bケルダール分解装置で分解した試料分解液
→メスピペットで5mlはかり、100mlビーカーに入れておく。
Cブランクを2回分(最初にするとき。)
→蒸留水をメスピペットで5mlはかり、100mlビーカーに入れておく。2つ作る。
D適量の液(容量分析用N/50硫酸)
2)実験
@
冷却水を水道から流しておく。Aに水が6分目まで入っているのか確認。
A
ガスをつけてAを沸騰させ、沸いたらaを開けb、cを閉じる。
B
dを開けて試料をGから10mlいれる。(ブランクのときもいっしょ。)
C
NAOHを10mlGに入れ、そのビーカーを洗い、Gに入れる。Gを洗う。
D
bを開けてaを閉じる。Gから湯気が出てきたらdを閉じる。
E
セットした三角フラスコに液が50〜60mlたまったらフラスコをさげ、びーかーでうけておく。
F
aを開け、bを閉める。(※このときbを先に閉めると爆発する。)
G
逆流が終わったらcを開け、液を捨てる。
H
dを開ける。
↓
Bから繰り返し行う。
図3−3 塩入・奥田式蒸留装置
A:水蒸気発生用フラスコ(硫酸で微酸性とした水を
Fから入れる.沸石数個を加える)
B:ケルダ−ル分解フラスコ
C:冷却管
D:受器(100ml三角フラスコ)
E:アルカリ溶液用容器
F:ロート
G:蒸気導管
H:コンネクチングバルブ
T:ロート(冷却管の外側の凝縮水の混入防止用)
a,b,c:コック
(土壌養分分析法より)
図−48 (c)
図―49 (b)